いよいよ9月 実りの秋、収穫の秋として縁起が良いと言われる季節です
こんにちは!PRヤマムロです☺
こんにちは!コロナ禍の夏、長く続く感染状況におびえ、最近は出掛ける時には不織布のマスクを2枚重ねでつけていて、暑くて苦しくて息も絶え絶えで歩いております~、、、
しかし、もう9月
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋。
キャッチコピーにいとまがない秋、
暦の上では8月の立秋(2021年だと8月7日)から立冬(2021年は立冬が11月7日なので、11月6日まで)ですが、気象庁の区分9月から11月が一般的です。
さらに天文学的には、秋分の日から冬至の前日(2021年は秋分の日が9月23日、冬至が12月22日のため9月23日から12月21日まで)
だそうです。
秋は、ブログにも書いたことがあるのですが、風水的に、収穫の季節、実りの秋として縁起が良い季節と言わています。
また、9月9日は、中国の「陰陽五行説」に由来する、「重陽の節句」という伝統行事もあるようです。
この重陽の節句は、縁起の良いとされる奇数が重なる日の中でも最も縁起の良い日とされ、この日に古代中国では厄払いをしたり、長寿を祈願するようになったそうです。
※日本で今も行われている、上巳の節句(桃の節句3月3日) 端午の節句(5月5日)と同じ五節句のなかのひとつとのこと
重陽の節句は陽の最大の数字9が重なる日
重陽の節句とは毎年9月9日に祝われる節句です。「9」という「陽」の数字が二つ重なることから「重陽」とよばれますが、「上巳(じょうし)の節句(桃の節句)」「端午(たんご)の節句」などに比べると知名度は低いかもしれません。
中国の陰陽五行説に由来する伝統行事
基本的に日本の節句は、全て中国から伝えられたものです。意味や日にちは中国の「陰陽五行説」の考え方に由来しているとされ、重陽の節句も例外ではありません。
陰陽五行説では、「偶数は陰」「奇数は陽」と考えられました。節句の日が「3月3日」「5月5日」など奇数なのも、奇数が重なる日が「幸多い日」とされたためです。
中でも最大の陽数である「9」が重なる9月9日は「最も縁起が良い日」と考えられました。そのため古代中国ではこの日に厄払いしたり長寿祈願をしたりするようになったのです。
こうした重陽の節句の風習は平安時代の日本に伝わり、江戸時代には「五節句」の一つとして広く庶民にも親しまれました。
引用:Domani 9月9日重陽の節句は縁起が良い日!家族で祝い長寿を祈ろう
また、重陽の節句は「菊の節句」ともいわれ、
菊の節句、大人の雛祭りともよばれる
重陽の節句は菊の盛りの時期での行事であることから「菊の節句」といわれます。またその風習からときに「大人の雛祭り」とよばれることもあります。
そもそも、古来より菊には邪気を祓う力があると考えられてきました。人々は重陽の節句に菊を浮かべた「菊湯」につかったり、菊の花びらを入れた「菊枕」とともに床についたりしたのです。
さらに江戸時代には、重陽の節句に雛人形を再び出して飾る風習がありました。人形を虫干しして長持ちさせることが、長寿にもつながると考えられたためです。
重陽の節句は桃の節句の後にあることから「後の雛(のちのひな)」ともよばれます。人々は人形を眺めながら健康、長寿、厄除けを祈願しました。
引用:Domani 9月9日重陽の節句は縁起が良い日!家族で祝い長寿を祈ろう
江戸時代には、お雛様を出して飾る風習があったのですね。
現代からすると、なかなか不思議な気持ちになりますが、たしかに一年中しまいっぱなしより、一度風通しをした方が、お雛様にも良さそうですよね!
しかも、おとなの雛祭りだなんて、素敵なネーミングです。
大人のお祝いらしく、重陽の節句には、お酒を飲んでお祝いをするそうです。
本来は、菊を漬け込んだお酒を飲むらしいのですが、盃に菊の花びらを浮かべるだけでも雰囲気が出て素敵です。
重陽の節句の楽しみ方
重陽の節句とは、どのようにお祝いするものなのでしょう
菊酒
もともとは、お酒に菊を付けて、その香りや風味を移していました。菊独特の香りを楽しみながら一杯やるのは粋ですね。
でも漬け込むのは手間、という人は菊の花びらを散らして浮かべるだけでも十分楽しめます。
菊はスーパーなどで売られている食用菊を使いましょう。
栗ご飯
農民が「栗の節句」と呼んでいたように、栗を使った料理を作るのもいいですね。栗はもともと秋の味覚で、秋には栗ご飯や栗きんとんを作る家庭も多いのではないでしょうか。
せっかく作るのなら、9月9日の重陽の節句に合わせて作ってみましょう。
菊を模した和菓子
重陽の節句近くになると、菊を模した和菓子を販売するお店もあります。黄色、ピンク、紫、オレンジなど、色とりどりで見ているだけでも楽しいですね。
本物の菊を用意する必要もないので、一番簡単な楽しみ方といえるでしょう。
菊のアレンジメント
菊は意外と種類が多いのを知っていますか?サイズ、色ともに豊富です。9月9日に好きな菊を部屋に飾っても、雰囲気が出ますね。
茱萸嚢(しゅゆのう)
茱萸嚢とは聞きなれない言葉ですよね。これも昔の重陽の節句のお祝いには欠かせないものでした。
茱萸嚢とは、呉茱萸(ごしゅゆ)という植物の実を緋色の袋に納めたもの。飾ったりして厄除けをしていました。平安時代の宮中でも、「菊の宴」の際は柱につけたそうです。
呉茱萸とは、ミカン科の落葉小高木です。中国の故事では、その実は災いを追い払うものとされ、実際に薬用としても使われていました。
引用:プリザーブドフラワーの贈り物
実は粋なお祝いだった! 重陽の節句の由来と楽しみ方を紹介
イメージとしては、菊の花を飾り、菊酒を飲んで、栗ご飯のお膳でお祝いをするようなかんじでしょうか。
他にも、
菊湯 菊の花を入れたお風呂に入る、
菊枕 菊を入れた枕で眠る(厄落としになる)など、楽しみ方があるようです。
さらに、9月の9のつく日(9,19,29)になすを食べると、中風(なんとなく感じる体の不調、咳、発熱、悪寒など)にかからないと言われているそうです。
旧暦9月の行事ですが、「9日・19日・29日」の3回の9の日は、三九日(みくんち)と呼ばれています。この9のつく日に茄子を食べると中風(発熱・発汗・咳・頭痛・肩のこり・悪寒)を病まぬと言い伝えられており、なす料理を食べる習慣があるそうです。現在ではあまり知られていない習慣ですが、この三九日はかつて久慈郡などの農村部に定着していて収穫後の骨休み、秋祭りとも呼ばれていました。また9月9日を「神の日」、19日を「農民の日」、29日を「町民の日」などといってお祭りするところも。美味しい秋なすもいいですが栗飯を食べる所も多く、その他赤飯・餅・団子など地域によってさまざまな行事食が登場し、各地域ごとにこの三九日を楽しんでいたようです。
引用:ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ【長月】 9のつく日に茄子をいただく
新型コロナウイルスに悩まされ続けている中、ぜひ、厄落とし的にも取り入れたいですね
今の時期美味しい秋ナス
ナスのおいしそうなレシピを紹介しているサイトを調べてみたので作ってみてはいかがでしょうか?重陽の節句に食べると良いと言われている栗ご飯との相性もよさそうですよね♡
ぜひ、チェックしてみてください♡
https://folk-media.com/1812576
恥ずかしながら、今回このブログを書くにあたり重陽の節句の存在をはじめて知りました。
なかなか遠出やお出かけが出来ない今、家で楽しめる行事の一つとして古き良き日本に思いを馳せるのも良いかもしれませんね。
さて、最後に、毎月月初めのブログ恒例の今月の吉日です。
■2021年9月開運日■
9月1日(水)一粒万倍日
9月3日(金)寅の日 不成就日
9月6日(月)巳の日
9月7日(火)新月(09:52・乙女座)
9月9日(木)一粒万倍日
9月13日(月)甲子の日
9月15日(水)寅の日
9月16日(木)一粒万倍日+大安 不成就日
9月18日(土)己巳の日
9月21日(火)一粒万倍日 満月(08:55・魚座)
9月23日(木)秋分 04:21
9月27日(月)寅の日
9月28日(火)一粒万倍日+大安
9月30日(木)巳の日
また、次回もお会いできますように。
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