キャリー トートバッグ ヴァーティカル 春の新作、企画デザインにこめた想い

ルクソールレザーで、「オンとオフの枠」を超えたトートバッグを
社長の満田がイタリアの出張から帰ってくると、いつも新しい革のサンプルをたくさん持ってきてくれます。「こんな革があるんだ!」と、子供のように夢中になって、時が経つのを思わず忘れてしまうのですが、一方で「バッグやお財布にしたときに、革自体の魅力がしっかりと引き立つのかな?」と、冷静に考えてしまうことも。(笑)中でも私の心をしっかり掴んだのが、この「ルクソールレザー」。
原皮からこだわったイタリア老舗の高級レザーで、革自体のふんわりとした質感の良さはもちろんのこと、シュリンク加工による繊細な美しさは香り立つかのよう。洗練された佇まいを感じさせながらも、どこかリラックスできる優しい雰囲気を備えていて、そのバランスが決め手でした。 このレザーならビジネスでもカジュアルでも「オンとオフの枠」を超えたバッグが作れる!と、早速デザインを考えることになりました。「いつも一緒」の大切さ

意識した2つの「核」

まず1つ目は「どんなときも寄り添ってくれる存在」であること。
無駄を排除しつつ、それでいてマンネリ化しない、そのバランスを考え抜いて絶妙なシルエットに。実際に使用したサロアル スタッフの意見を幅広く取り入れ、自分自身の直観を組み合わせながら何度もディテールを改良しました。トップ、外側と内側のポケットにはジップを付けて安心感もしっかりと。そして、2つ目は「革そのものの持ち味を余すところなく味わえる」こと。

